ギモン
更新日:2021.02.5
SPF?PA?日焼け止め選びの基準となる数値は何を表している?
近年はフェイシャルケアについて気にする男性も珍しくなく、紫外線対策を意識する方も増えています。紫外線対策ができていないとシミやしわができ、シミ取りなどのケアで悩まされることとなります。とはいえ、女性に比べるとまだまだスキンケアの知識に乏しい方が多く、日焼け止めを選ぶ指標となるSPFやPAなどについても「よくわからない」といった声が聞かれます。
そこで今回は、日焼け止めをはじめとした紫外線対策に関する基礎知識についてご紹介します。
岩佐 由美 Yumi Iwasa
株式会社ラクシア 代表取締役
キュアトリートメントスクール 学院長
キュアトリートメント考案者
施術歴30年(2021年現在)
現在は、今までのエステの枠を越えたキュアトリートメントを国内外に広める活動をしながら、美容メーカー最大手である株式会社MTGとの商品共同開発や技術監修の他、スクール運営、商材開発、他店のプロデュースも行う。
今なお現場でお客様に施術を提供し、自らの技術の研鑽も継続中。現場での発見や気付きを積み重ね、キュアトリートメントをより役立つものへと日々進化させている。
A波とB波、2種類の紫外線が肌に与える影響
太陽からの光線は、波長の長さによって「可視光線」「赤外線」「紫外線」「X線」「ガンマ線」などに分類されます。また、紫外線は波長の長いものから順に「A波」「B波」「C波」の3つに分けられます。このうち、X線やガンマ線、紫外線C波など波長の短いものは、オゾン層にはばまれて地上までは届きません。私たちの肌に影響を与えるのは、A波とB波、2種類の紫外線です。
2種類の紫外線のうち、日焼けの原因となるのはB波です。A波より波長が短いため地上に届く量は少ないものの、肌への影響はとても大きく、「サンバーン」と呼ばれる真っ赤な日焼けを起こして肌表面の細胞を傷つけます。これが繰り返されることで、シミや皮膚ガンの原因になると考えられています。
一方で、紫外線の約9割を占めるA波はB波に比べれば影響は少ないものの、年中地上に降り注いでいます。波長が長いために肌の奥深くにじわじわとダメージを与え、シミやしわを発生される要因になるといわれています。
このように、2種類の紫外線は肌に対して異なるダメージを与えるため、両者の違いをしっかり理解し、それぞれ対策することが大切です。
日焼け止めを選ぶ際の2つのキーワード、「PA」と「SPF」
紫外線対策に日焼け止めを買おうとして、あまりの種類の豊富さに戸惑う方も少なくありません。そうした際にチェックしたいのが、「PA」「SPF」という2つの指標です。
PAとは「Protection Grade of UVA」の略で、紫外線A波に対する防護能力の指標です。「PA+」から「PA++++」まで4段階があり、+が多いほど効果が高くなります。
一方のSPFは「Sun Protection Factor」の略で、紫外線B波に対する防護能力の指標です。これも数値が大きいほど効果が高く、日本では「SPF50」が最大値で、それ以上は「SPF50+」と表示されます。
季節を問わず対策が必要なA波と、夏のレジャーなどで意識すべきB波。日焼け止めを買う際には、季節や目的によってどちらを重視するかを考えなければいけません。
シミ取りなどのフェイシャルケアはメンズエステがおすすめ
日焼け止めをしっかりと塗っていても、すでにできているシミをケアすることはできません。また、塗り忘れた場合や対策が甘かった場合など、新たなシミができてしまうこともあります。そうしたシミ取りを行う場合には、しっかりとフェイシャルケアをする必要があります。フェイシャルケアに悩んでいる方は、メンズエステの利用もおすすめです。
メンズエステでは現在の肌の状態を分析し、最も適したフェイシャルケアを受けることができます。シミ取りはもちろん、さまざまな肌のトラブルを解消することもできます。また、フェイシャルケアを行ったあとは日頃のケアなどについてアドバイスを受けられ、正しいケア方法やシミ取りの方法などを相談することもできるのです。
肌の知識が少ない男性にとって、フェイシャルケアやシミ取りについての知識はあやふやな部分が多いもの。フェイシャルケアやシミ取りについて悩んでいる方は、一度メンズエステを利用してみてはいかがでしょうか。
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