ギモン
更新日:2019.07.26
意外な盲点?寒い季節は運動してても低体温症になる?
痩せたい、または、痩せた状態をキープしたいと考えている方の中には、コンディショニングのために日常的にランニングやウォーキングといった運動を行っている方も少なくありません。適度な運動は、ダイエットのためにもコンディショニングのためにも効果的です。
しかし、コンディショニングのためにスポーツジムや自宅など、空調管理がしっかりしている場所以外の屋外などで運動をする場合は、外気温について意識しておかなければいけません。そこで、暑い時期に比べて対策が疎かになってしまいがちな、寒い季節の注意点についてご説明します。
冬場はコンディショニングのための運動にも注意が必要!
コンディショニングのための運動は、痩せたい方にとってごく当たり前の、日常的な習慣になっているかもしれません。しかし、寒い時期はコンディショニングのための運動にも注意が必要です。
気温が高く汗をかきやすい夏は注意が促されていることもあり、水分補給や体温調節について気を配る方も多いもの。一方、冬は気温が低く夏のように注意喚起もないため、特別意識して対策をしていないという方も珍しくありません。しかし、
冬ならではのリスクもあるため、対策を疎かにするのは危険なのです。
運動は、ある程度身軽な動きやすい服装で行います。冬の寒い時期であれば防寒を意識してウインドブレーカーなどの上着を羽織ることもありますが、体を動かすという関係上あまり厚着をすることはできません。こうした軽装は、冬に屋外で過ごす服装としてはあまり適切であるとはいえません。そのため、体温の低下には十分に注意する必要があります。運動をしていると体は温まると思いがちですが、
運動による体温上昇よりも寒さによる体温の低下が上回ってしまえば、低体温症になる恐れがあるのです。
また、運動によって汗をかくのはよいことですが、汗は体を冷やす原因にもなります。体内の水分が減少することから血流も悪くなり、低体温症のリスクが高まる要因にもなるのです。
低体温症の症状と対策は?
人間の体温は通常、36度~37度程度です。ところが、低体温症になると35度以下に体温が低下してしまいます。低体温症の症状は、その症状の重さによって異なります。
体温が35度~33度程度の軽度の低体温症では、体ががたがたと震えてきます。強い寒さを感じたときに体が震えるのは、このような症状が起こりかけているからだといえます。さらに症状が進み、33度~30度程度になると、体の震えがおさまり心拍数が低下していきます。こうなると、
体力がない方であれば命の危険が出てくる可能性もあります。その後は心拍数がさらに低下し、意識の低下や歩行困難などの症状が表れます。
低体温症は寒さによって引き起こされるものなので、気温が特に低い日や雨や雪が降っていて体が濡れてしまう日、風が強い日などに起こりやすくなります。このような日は、いつもの服装よりも厚着をする、温かい肌着を着るなどの対策を取りましょう。また、天候が悪い日は無理に屋外での運動をせず、屋内での運動に切り替えるといった判断も必要です。
冬のコンディショニングは寒さ対策が大切!
いくら痩せたいからといって、無理に寒い日に運動をすると体調を悪くする可能性があります。痩せたい場合には健康な体を維持することも大切なので、無理をして低体温症を引き起こすことがないように気を付けてください。
痩せたい場合は屋外での運動だけでなく、
屋内での運動メニューを考えておく、食事管理やメンズエステを利用するといった方法も効果的です。また、冬に屋外で運動するときは、途中で何かあったときのために連絡手段を持っておくことや、事前に家族に運動をしに行くことやその場所を伝えておくことも大切です。
健康的に痩せたいという希望を無理なく叶えるためにも、安全に配慮した運動を心がけましょう。
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