ギモン
更新日:2019.07.31
運動し過ぎると早死にするって本当?「適度な運動」の目安とは
「運動は身体に良い」
一般的には、そういわれています。しかし、「運動のし過ぎは、かえって身体によくない」「ウォーキングやサイクリングを毎日欠かさず行うと、心臓病や脳血管疾患のリスクが高まる」という専門家もいます。
“過ぎたるは及ばざるがごとし”ということなのかもしれませんが、では、どのくらい運動をすると「やり過ぎ」なのでしょうか?「適度な運動」とはどの程度を指すのでしょうか?
今回は、健康に良い適度な運動の真実についてご紹介します。
ランニングは1日7キロからが要注意!
最近、健康のために毎日ランニングをしている方が増えています。マラソン大会に出るのが好きで、タイムを伸ばすために本格的にトレーニングしている方もいるでしょう。
ですが、あるマラソンに関する調査では、1ヶ月に200キロ以上走ると、怪我の発生率が大きく高まると発表されています。1ヶ月に200キロは、1日あたりに換算すると7キロ。つまり、毎日7キロ以上ランニングする方は、怪我をするリスクが高いということになります。
ハードな運動で男性ホルモンが低下する!?
男性ホルモンの代表であるテストステロンの分泌と、男性市民ランナーの練習量の関係を調べた研究があります。それによると、1ヶ月の走行距離が約100キロまでならテストステロンの分泌は増えるのですが、1ヶ月120キロを超えると分泌量が少しずつ減り始めるということがわかりました。そして、1ヶ月の走行距離が200キロを超えると、テストステロンの分泌は大幅に減るという結果に。
テストステロンの分泌量が低下すると、頭痛や不眠、筋肉や骨の衰え、意欲減退といった心身の不調があらわれます。また、血中のテストステロン値が低いと、循環器系疾患による死亡率が高まります。
長距離のランニングを毎日のように続けていると、テストステロンの分泌が低下して、走っている途中に心筋梗塞を起こしてバタリ……なんてことになりかねません。
先にも述べたように、ランニングは1ヶ月200キロ(1日あたり7キロ)を超えると、怪我や病気のリスクが大幅に高まります。テストステロンの分泌は走行距離が1ヶ月100キロ程度までなら増えるので、ランナーの方はこれを健康的な運動量の目安の1つにしましょう。
「健康づくりのための身体活動基準2013」
厚生労働省は、「健康づくりのための身体活動基準2013」において、生活習慣病などの発症リスクを減らすための望ましい運動量の基準を定めています。
<18~64歳の運動の基準>
強度が3メッツ以上の運動を4メッツ・時/週行う
メッツとは身体活動の強さと量を表す単位です。上記の基準をわかりやすく言い換えると、
「息が弾み、汗をかく程度の運動を毎週60分間行うこと」を意味します。
参考として、3.0メッツ~4.0メッツの運動の例をあげます。
3.0メッツ
ボウリング、バレーボール、社交ダンス(ワルツ、サンバ、タンゴ)、ピラティス、太極拳
3.35メッツ
自転車エルゴメーター(30~50ワット)、自体重を使った軽い筋力トレーニング(軽・中程度)、体操(家で、軽・中程度)、ゴルフ(手引きカートを使って)、カヌー
3.8メッツ
全身を使ったテレビゲーム(スポーツ・ダンス)
4.0
卓球、パワーヨガ、ラジオ体操第一
また、体力の向上や運動機能の向上のためには、30分以上の運動を週2日以上行うのが良いとされています。つまり、上記のような「息が弾み汗をかく程度の運動」を週2日30分ずつ行うことが、健康に良い「適度な運動」だといえるでしょう。
メンズエステで健康ボディづくりをサポート
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