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小規模事業者持続化補助金の採択率はどれくらいですか?第17回から第19回を中小企業庁の発表で確認しました

2026-08-28 公開 / 2026-08-28 に公式資料で確認

制度の要点

確認した公募回
第17回・第18回・第19回(いずれも一般型・通常枠)
直近の採択率
47.2%(第19回)
直近の申請件数
16,576件(第19回)
直近の採択件数
7,819件(第19回)
採択率の推移
51.1%(第17回) → 47.5%(第18回・修正後) → 47.2%(第19回)
確認日
2026年8月28日
確認した資料
中小企業庁の補助金採択結果の公表ページ
小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)の採択率は、直近の第19回で47.2%でした。中小企業庁が2026年7月29日に公表した申請16,576件・採択7,819件から算出した数値です。第17回の51.1%から3.9ポイント下がっています。第18回は採択件数が一度公表されたあとに101件下方修正されており、修正前の数値を載せた解説が流通しています。

小規模事業者持続化補助金の採択率はどれくらいですか?

直近の第19回で47.2%です。中小企業庁が2026年7月29日に公表した内容によると、第19回公募には16,576件の申請があり、7,819件が採択されました。ルクシアお金と制度デスクが2026年8月28日に中小企業庁の公表ページで確認した件数から算出しています。

採択率は中小企業庁が数値として発表しているものではありません。中小企業庁が公表しているのは申請件数と採択件数で、採択率は2つの件数から計算した数値です。

第17回から第19回までの採択率はどう変わりましたか?

51.1%から47.2%へ、3.9ポイント下がっています。3回分の申請件数と採択件数を中小企業庁の公表ページから転記して並べると、次のようになります。

公募回公表日申請件数採択件数採択率
第17回2025年9月26日23,365件11,928件51.1%
第18回2026年3月17日17,318件8,330件48.1%
第18回(修正後)2026年3月26日17,318件8,229件47.5%
第19回2026年7月29日16,576件7,819件47.2%

> 表の要点は、第18回だけ2行あることです。中小企業庁は2026年3月17日に採択8,330件と公表したあと、2026年3月26日に8,229件へ修正しています。

採択率の欄はルクシアお金と制度デスクが計算した数値です。申請件数と採択件数は中小企業庁の公表ページに書かれている数値をそのまま転記しました。

第18回の採択件数が2つあるのはなぜですか?

補助金の申請要件を満たしていない案件が101件含まれていたためです。中小企業庁は2026年3月26日、第18回公募の採択事業者について「補助金の申請要件を満たしていない事業者の案件101件が含まれていることが判明した」として、採択事業者を8,229件に修正したと公表しています。

8,330件から8,229件を引くと101件で、公表されている修正件数と一致します。この修正によって第18回の採択率は48.1%から47.5%へ0.6ポイント下がりました。

第18回の採択率を48.1%と記載している解説が複数あります。2026年3月17日の当初公表にもとづく数値で、2026年3月26日の修正が反映されていません。修正後の採択件数8,229件で計算すると47.5%です。

申請件数は増えていますか、減っていますか?

減っています。第17回の23,365件から第19回の16,576件へ、6,789件減りました。回を追うごとに申請件数と採択件数の両方が減っている状態です。

公募回申請件数前回からの増減
第17回23,365件記載対象外
第18回17,318件6,047件減(25.9%減)
第19回16,576件742件減(4.3%減)

> 表の要点は、減り方が第18回で大きく、第19回では小さくなっていることです。第17回から第18回への減少が6,047件だったのに対し、第18回から第19回への減少は742件です。

申請件数が減っているにもかかわらず採択率が上がっていない点は、押さえておく必要があります。申請が減れば競争が緩むという関係にはなっていません。第18回から第19回にかけて申請は742件減りましたが、採択率は47.5%から47.2%へ0.3ポイント下がっています。

採択率が5割を切るのは申請しても通らないという意味ですか?

そうとは限りません。採択率は申請した件数のうち採択された件数の割合であって、申請の準備をした事業者のうち何割が通ったかを示す数値ではありません。

小規模事業者持続化補助金では、申請の前に商工会または商工会議所が発行する事業支援計画書(様式4)が必要です。申請にたどり着くまでに商工会・商工会議所との相談を経ているため、書類の形式だけを整えて出した申請ばかりが分母に入っているわけではありません。

一方で、採択率が47.2%であるという事実は変わりません。第19回では16,576件のうち8,757件が採択されていない計算になります。申請すれば通るという前提で設備の発注時期を決めると、不採択のときに資金計画が崩れます。

第20回の採択率はどれくらいになりますか?

2026年8月28日時点では分かりません。第20回公募の採択発表は、商工会議所地区の事務局が公表しているスケジュールでは2027年3月頃を予定しています。採択率は採択発表のあとに申請件数と採択件数が公表されて初めて計算できます。

ルクシアお金と制度デスクは、公表されていない数値の予測を掲載しません。第20回の採択率は、中小企業庁が採択事業者を公表した時点で改めて確認します。

過去の採択率は申請の判断に使えますか?

使えますが、そのまま次回の見込みとして扱うことはできません。公募回ごとに公募要領の内容と加点項目が変わるためです。第19回は令和8年1月28日から公募要領を公開し、令和8年4月30日に受付を締め切っています。第18回は令和7年6月30日から公開し、令和7年11月28日に締め切っています。

過去の採択率から言えることは次の2点に限られます。

  • 直近3回はいずれも採択率が51.1%以下で、第18回の修正後と第19回は5割を下回っています。申請件数の半分程度が不採択になる制度です。
  • 申請件数が減っても採択率は上がっていません。第18回から第19回にかけて申請は742件減りましたが、採択率は0.3ポイント下がりました。

この記事で確認した内容と確認日

ルクシアお金と制度デスクが2026年8月28日に中小企業庁の公表ページで確認した内容は次の4点です。

  • 第19回公募は申請16,576件・採択7,819件で、2026年7月29日に公表されています。
  • 第18回公募は申請17,318件・採択8,330件で2026年3月17日に公表され、2026年3月26日に採択8,229件へ修正されています。修正の理由は申請要件を満たしていない案件101件が含まれていたことです。
  • 第17回公募は申請23,365件・採択11,928件で、2025年9月26日に公表されています。
  • 採択率は中小企業庁が発表している数値ではなく、公表された申請件数と採択件数から計算した数値です。

補助金の申請にあたっては、公募回ごとの公募要領を各事務局の公式サイトで確認してください。採択率は過去の実績であり、次回の採択を保証するものではありません。

確認した公式資料
  1. 中小企業庁 第19回公募の採択事業者を決定しました(2026年7月29日)
    https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/hojyokin/saitaku/2026/260729001.html
  2. 中小企業庁 第18回公募の採択事業者を決定しました(2026年3月17日)
    https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/hojyokin/saitaku/2026/260317002.html
  3. 中小企業庁 第18回公募の採択事業者を一部修正しました(2026年3月26日)
    https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/hojyokin/saitaku/2026/260326002.html
  4. 中小企業庁 第17回公募の採択事業者を決定しました(2025年9月26日)
    https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/hojyokin/saitaku/2025/250926001.html